表題のことばは、東北のHMI傘下の某ホテル従業員から寄せられたものだ。この2年ほどの間に一千数百人もの首切りが断行された。不満轟轟だというのだ。ただし、どうやって闘っていいのかわからない。私たちは法律に疎いし、立ち上がるだけの勇気が持てないというのである。
HMIホテルグループには労組が存在しないと思われているけど、そうだよ、おれの立ち上げた労組があるんだよ。うかつにもそのことを強く認識していなかった。おれはまだ従業員だし、組合員もほとんどがHMIホテル元従業員なのである。困っていたら、もっと、ドシドシ、連絡してほしい。自分の組合なんだから。
残業代だって、退職一時金だって、支払ってしかるべきだ。社会保険にいれてくれないのだったら、おれが交渉します。有給休暇だって、ちゃんと消化させろ。パワハラにあっているなら、こちらに知らせてほしい。
全国どこだってかまわない。連絡さえしてくれれば、おれが助けに行く。いや、助けに行くまでもない。皆さんにはそれだけの潜在能力があるのだ。後ろからちょっとだけ背を押すだけでいいのである。
最後に一言。本社人事のN氏を辞めさせるまで追い込んでほしいとも言われた。いや、それをおれにいわれても。個人的にはそこまでの恨みはないよ。彼がやらなければ他の人がやるだけ。ただ、気持ちはわかりそうな気がする。それにしても、部下からそこまで言わせたらいかんとおもうよ。
とにかく、HELPと、一声かけてください。電話一本でいい。メールひとつでいい。一歩踏み出せ。最初のその第一歩が事態を変えるのである。これでも本社N取締役と弁護士2人を相手に1人で交渉していたのだから、だいたいのことはできるかと思う。本社N氏に言わせれば、「あんたはタフだわ」。本社にとっておれは脅威になっていることはほぼ間違いない。
自分の力をまずは信じよう。ご連絡お待ちしております。HMIホテルにも、労組があるのですよ。それも、まっとうな、闘う労組が。皆さんのための労組が。
注:当該記事を書いた時点では私は従業員だったが、2022年1月末をもって退職ということになった(なお、退職時期については係争中)。