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石川県合同ユニオンはHMIホテル従業員の労働条件の向上をめざしている
下記のツイートでこう書いた。
HMIホテルグループの従業員を労働組合に加入させ未払い残業代を1分単位で支払わせる。それと社保加入の徹底。これらは団交の結果すでに達成できたことです。きわめて当たり前のことですが、私たちだけでなく(未組織の)全従業員に及ぼす。当組合の当面の目標ですね。
未払賃金の支払いにも、悪事をばらすなと反省の色なし
ところが、その残業代の支払いについて、支払ってやるから、経過や額については黙っておれよ、それが支払ってやるための条件だときた。残業代ってすぐにも支払うべきものではないか。それを何年も支払わず、支払うとおもったら、今度は「口外禁止条項」をつけるんだから、居直り強盗みたいなものだ。学者さんもその厚顔無恥さにあきれている。
幣組合による成果(一部)の紹介
ばらすな、ばらすなと言うのだから、ここでばらしてしまいましょう。当組合がHMIホテルグループと交渉して勝ち取った成果(の一部)をかんたんにご紹介しておきたい。
①残業代については1分単位で、それも定時後のみならず早出の分も獲得できた。
②慶弔金については就業規則でも支払うことになっているのだが、支払いがなかったので請求し、これも獲得できた。
③防火訓練に参加しても賃金対象になっていなかったが、それも請求・獲得した。
④有休休暇の買取がなされていたが、一部支払いに不足があり、その差額についても獲得できた。
⑤計画休業中の未払い分の獲得
⑥休業手当の支払いについて一部しかされていなかったので、差額分を請求・獲得した。
⑦社会保険に加入資格があるにもかかわらず加入できなかった組合員がいたので、加入させ、過去2年分の厚生年金についても遡及加入させた。
具体的な内容については、いずれ別記事で書いていきたい。